みんなが主役となり、つながりを生み出すまちの拠点をつくる

<起工式>

2018年12月19日10時より、施設建築物東棟新築工事の起工式を執り行いました。

組合員、施工監理者、施工者、事業協力者のほか、豊橋市、豊橋市議会、豊橋商工会議所、地元自治会など約60人の方にご参列頂き、羽田八幡宮 白井宮司のお導きのもと、無事に神事を終えました。
事業が進捗し起工式を執り行うことができましたのも、ひとえに応援して下さる皆様のおかげでございます。ありがとうございます。今後もどうぞ変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

東棟は2021年6月の竣工を予定しています。

※再開発事業パンフレット

当日の様子

 
   

<直会>

 

再開発組合 理事長 石黒功
師走のご多用の中、本日は多数のご列席を賜りまして誠にありがとうございます。今しがた羽田八幡宮白井宮司のお導きで無事に神事を終えることができました。

 

ご列席いただいている豊橋市長をはじめ、多くの皆さまのご支援、ご協力をいただいて本日を迎えることができました。本再開発事業は豊橋だけでなく東三河の中心として、これから素晴らしい発展をしてくれると確信しています。私たち再開発組合といたしましても、皆さんが住みやすい、また、来たいと言っていただけるよう、これから工事を進めながら計画をより良いものに練っていきたいと考えています。

地域の皆さまをはじめ、多くの方々には、この周囲に出入りする工事車両の通行、騒音等について、どうか引き続きご理解いただきますようお願いを申し上げます。

この本再開発、東棟の工事がこの地域の為になりますよう、私たち再開発組合員一同、さらに精進をして努めて参りたいと思います。

豊橋市長 佐原光一
本日はこの駅前大通りの再開発事業の東棟起工式が滞りなく、厳かに、納められたことを心よりお祝い申し上げます。この再開発事業は本市にとっても、また東三河地域にとっても最大のイベントであります。この事業の成否が地域の将来の成功を決める重要なものでもありますし、この重さを一緒に私たちも分かち合えることを幸せに思っています。

 

私たちはこの再開発ビルの中で、2階と3階に入る図書館、そしてこの広場の利活用等々で一緒に参加させていただく事になります。

豊橋駅前は10年前にココラフロント、ココラアベニューができ、そしてプラットが完成し、駅前の人の流れも変わり、人々がまちで過ごすライフスタイルも格段に変わってきました。これをさらに進めるイベントがこの再開発事業だと思っています。駅の周遊空間をもっと広くとって、そしてこの再開発エリアで様々な出来事、人生が創られていくことを楽しみにしています。

豊橋市議会 議長 藤原孝夫
本席は駅前大通二丁目再開発事業の起工式が執り行われましたことを心よりお喜び申し上げ、竣工までの間事故の無いよう、安全に遂行されますよう心よりご祈念を申し上げる次第でございます。

 

中心市街地活性化基本計画が出来たのが平成13年頃だと思います。その当時は現在のプラット、以前で言うところの総合文化学習センターを作ろうということになり、具体化を進めていく中で総合文化学習センターから図書館を外そうということになりました。そういった中で組合の皆さま方の努力の中で、この私ども市役所が執り行う地域図書館と共に協働して、街の活性化に寄与していこうとあいなったのでございます。

当時議論されていた図書館の概念も変わっておりまして、多くの人を呼び込む、そして人を楽しませる、そういった図書館が全国で行われております。大いなる期待を持ちつつ、議会としても議論をしていかなければと思っております。

豊橋商工会議所 会頭 神野吾郎
この再開発の地を少し遡って振り返りますと、名豊ビル、バスターミナルが今から約50年前の1968年に完成しました。その50年前から20世紀の後半そして日本の高度成長期と共に豊橋・東三河の生活を向上させる上での地域のシンボル的な存在だったのではと思っています。

 

それから50年が過ぎ時代も大きく変わりました。そしてまた、21世紀になり20年が経とうとしています。来年は年号が変わり、2020年には東京オリンピックが開催される中、新しい時代のまちづくりを改めて考えていかなければならないこの時に、このような起工式を執り行うことが出来たことを大変有難いと思うとともに、責任を感じる次第でございます。

本再開発が様々な施設を繋ぐ役割、そして大きく東三河全体の資源や資産を活かす存在になればと思っています。地域全体をあげて、この拠点が良いものになるよう頑張っていきたく思います。皆さま方には今後ともよろしくお願いしたく思います。

設計監理 ㈱アール・アイ・エー 代表取締役 岩永裕人
私どもは様々なまちで、コンサルティングと設計の両方で仕事をしている事務所になりますが、このまちの中で、本当に求められるものがシビックプライドだと思います。また、市民がそこに住まう中でゆとりをもち、楽しみながらまちを再生させていくためのお手伝いが我々の重要な使命だと感じております。

 

世の中ではIT、またIOT等の発達により、様々なものを含めて情報伝達のスピードが早くなってきております。これからも大きく変わっていくのでしょう。そのような中にあっても、やはり引き継がれていくモノは場所やそこに関わる人達の思い入れなのではと思っております。

竣工までにはあと約2年を要するかと思いますが、今後の竣工式の際には皆さまと共にお祝いが出来ればと思っております。

設計監理 ㈱K計画事務所 代表取締役
北山孝二郎
様々な難しい問題、それを乗り越えてやっとここまで来たという感じがします。私が今回の設計に取りかかった時に、ここで一体何を求められているのか、長い時間の中で何度も発想しました。これは難しいプロジェクトだと考えながら、自分なりの結論を作ったつもりです。

 

設計をしていく上で大切に思っていることの一つですが、敷地や道路、公園との関係の中で、数メートルの距離を如何に反公共的に使うことにより、これから計画する建物、そして既存の建物とも一体となってまちが繋がっていけるのではと思い設計を進めてきました。

豊橋駅や駅前南口広場、プラット、ココラフロント、ココラアベニュー、水上ビル…こういった建物と広場、公園、そしてこの再開発施設が上手く一体となれば、新しいまちの楽しさが生れるのではと思います。これまでにない新しい空間ができ、そこに関わる人達が様々な形の過ごし方ができるようになれば、今までにない地方都市の新しい空間が生まれるのではと思っています。

施工 鹿島建設㈱ 代表取締役 副社長
渥美直紀
本日は本再開発事業の東棟起工式を滞りなく執り行うことができ、誠におめでとうございます。長い期間準備してきた中で、この再開発事業がいよいよスタートするということに心よりお喜び申し上げます。

 

建物的な特徴として、外壁や屋上に植物を使用した緑化部分が多く環境に優しい、また地震を和らげる機能のある制震ダンパーを使用することで地震や災害にも強い。そういうビルでございます。完成の暁には、新しい再開発地区のシンボルとして人の賑わいを創出する、そしてそれが豊橋、さらには東三河地域に多大な貢献をすることができると私たちは確信しています。

鹿島建設が持つ技術力や現場管理力、品質管理力などの総力をもって取り組んでいきます。そして無事故、無災害で工期通りに建物をお引渡したいと考えています。またご近隣のみなさまには極力ご迷惑をかけないよう、細心の注意を払いながら工事を取り組んでいきます。